現代彫刻美術館

展 覧 会 の ご 案 内
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次回開催予定

現代彫刻美術館特別展示

渡辺 隆根 展

41日土曜日−625日日曜日まで

午前10時〜午後5時
(最終入館午後4時30分)
月曜日休館
入館無料

切り込まれた形-洞
 
大学2年生の頃、当時石彫が
彫刻科のカリキュラムに正式に
入れられた当初の学生だった。

本物の石屋さんのアカシ先生、
専攻科の学生でもあった
故中井延也氏,細井良雄氏に
手ほどきを受けた。

鉄のノミをフイゴで焼き、
刃トンボの刃を叩き出し、
砥石で磨き出す。

ノミだけで形を造り、刃トンボと手砥石で磨き出す。
石材を加工し磨き上げるということの中に、
気の遠くなるような仕事を連想させた。

それだけ石という素材は神秘的に思えた。
重く、動かない石という素材に、
毎日近づき、触れ、少し仕事が進む。
1点の作品に、何ヶ月もかかったが、
自分に合っている仕事だと思った。

その後、石材の流通と共に、
工具、道具も発達し、
石で造れる形態も変わって来た。

石との出会いから、
続けて来れた彫刻の仕事を、
一度、時を重ねて並べて見ることは夢だった。
その機会をくださった
現代彫刻美術館の渡辺泰裕氏に
感謝いたします。


                渡 辺 隆 根